近年、「古民家」という言葉をよく耳にしますが、どのような家を古民家と呼ぶのか知らない方も多いのではないでしょうか。
◇古民家の定義
実は、厳密にいうと「古民家」という厳密な定義は存在しません。
国の文化財登録制度では建築から50年以上経過したものが対象となっているため、一般的な基準として建築から50年以上が経過した建物を「古民家」と呼んでいます。
◇現代の家との違い
現代の家とは見た目はもちろんのこと間取り、構造面でも違いがあります。
・屋根
現代の住宅では金属やセメントを主成分とするスレートが一般的な屋根材として使われていますが、古民家の屋根には瓦やススキやヨシなどを用いたかやぶき屋根です。
◇壁材・床材
現代の住宅では主に石膏ボードが内壁材として用いられ、その表面にクロスが貼られて仕上げられ、一方で、古民家の内壁は漆喰や珪藻土などの土を使ったものが一般的です。
古民家は居室に畳が敷かれ、廊下には無垢材の板張りが使われることが一般的です。
近年の現代住宅でも、和室では畳を採用し、リビングや床には無垢フローリングを選ぶ家庭も増えてきています。
があり、木の温かみを感じさせます。経年変化を楽しむこともでき、その特有の魅力があります。
西川建設では熟練の職人が昔ながらの工法を用いて、古民家のリフォーム・リノベーションを行っています。
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